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グローバル化とは

皆様こんにちは。

あっという間に新年度を迎える時期となりました。

今年度は無事音楽コースへ高校進学が決まったフルートの生徒さんがいらっしゃいます。

誠におめでとうございます!!

これから更に色々なところで音楽をお届けする仲間が増えたと思うと、本当に嬉しくなります。

彼女の今後の活躍をこれからもレッスンで支えていきたいと思います。


さて、また前回のブログからだいぶ間が空いてしまいましたが、

世界情勢から一時はどのSNSの更新もできなくなってしまいました。

言葉がみつからなくて。


しかしながら、少しずつまた自分なりの発信をしていきたいと思います。


今回はグローバル化についてです。

この言葉を聞いて、皆さんはどのようなイメージをもたれるでしょうか。


私自身、日本のグローバル化については正直驚いたことが過去にあります。


留学から一時帰国した際、

決して自分の思い込みとかではなく、日本が多言語に溢れていたのです。

成田空港に到着したときからその変化は明らかでした。

いたるところに韓国語と中国語が増えていること。

もちろん英語も増えていましたが、

空港においても、電車にのっていても日本語の印象が極端に薄くなってしまっていて、

とても驚きました。

一年の間にこんなにも色々変わってしまったのかと。


それから帰国の度には毎回、日本のグローバル化という変化に驚いていました。

でも果たして、これが本当にグローバル化と呼べるのでしょうか。


先に言ってしまうと、私の思うグローバル化は、

国際色豊かなところで自国民としての国民性をしっかりと見つけ、発揮するのがグローバル化だと思っています。

これは留学で学んだ大きなことのひとつです。


オランダという国は、それこそ国際色が豊かで、良い意味でグローバル化が進んでいる国だと思います。

というのも、生粋のオランダ人というのは全人口の何十%で、他の国からの移住者がダントツに多い国なのです。


実際、私の家の大家さん夫婦はオランダ人でしたが、旦那様はイタリア人、奥様はインドネシア人でした。

イタリア人の旦那様は、お父様が音楽家で、ヴァイオリンを道で弾いてお金を集めながらオランダまでやってこられたそうで、お家には家宝のヴァイオリンがありました。

インドネシア人の奥様は、私が仕事で遅く帰ってきた時に偶々家の前で会ったら、

今からご飯?作ったところだから持っていくわよーと言ってとっても美味しいインドネシア料理をご馳走になったりしていました。

本当に素敵なお二人でしたが、二人ともオランダ人とはいえ、それぞれのナショナリティをしっかりと持っておられるのです。

それはお二人のみにならず、多くのオランダ人がしっかり持っているものでした。


現在の日本において、大切なのはこれなのではないかと思っています。

他の国色に染まるのではなく、受け入れつつ自色をはっきりさせること。


そんなことを考えていたら、なんともびっくりな企画が2023年に起こるかもしれないことになってきました。


今できることをひとつひとつクリアして、更にいろんなことに挑戦していきたいと願う来年度です。



春らしく白に塗りました♪


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