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大切なものを大切にすること

皆様こんにちは。

新学期が始まったと思いきやまたもや緊急事態宣言の延長で、茨城県では小中学生は引き続きリモート授業だと伺っています。


まだまだ先行き見えない世の中ですが、実は音楽を新たに始めようとされる人、生徒さんの増加率はコロナ以前よりも増えているのが現状です。

先週もフルート、チェロ、ヴァイオリンクラスにそれぞれ新しい生徒さんをお迎え致しました。


タイトルの通りですが、今回は大切なものを大切にすることについて書きたいと思います。


大切なもの、ブログを読んでくださっている皆様にとって一番に思いつくのは何でしょうか?

家族はもちろん、大切な品物、思い出のもの、など色々あるかと思いますが、私たちにとっては音楽作品も大切なひとつです。

そしてお教室を開いている身としては、生徒さんお一人お一人が本当に大切なのです。


生徒さんからすると全然そんなことないでしょーと思われるかもしれませんが、

レッスンをするということは本当に頭を使うので、実際にレッスンする一時間だけではなく前日、前々日から必ず生徒さんの前のレッスンの復習、内容の整理、次回の大まかなテーマ、方向性などを考えているものです。飽くまで私たちは、の話ですが。


実際どれだけの時間考えているのかは分かりませんが、かなりの時間を費やしています。

それだけの時間を割いて考えているということは、私たちにとって生徒さんたちは本当にかけがえのない存在で、音楽を一緒に愉しむ仲間なのです。


こうして大切なものとは、限りある大切な時間を沢山費やしているものなんだと思います。



ブログにはあまり強いことは書かない様にしていますが、時間にルーズだったりするのは実はすごく苦手です。


音楽は言うならば時間芸術なので、1秒のなかに体力、気力、集中力を全力で詰めて演奏しています。

レッスンにいらっしゃる生徒さんにはまずこの1秒の大切さから感じていただきたいです。


そうすることで、普段の生活時間が二倍にも三倍にも色濃く豊かになるのではないでしょうか。


コロナの影響でなかなか企画が進まないでいましたが、12月にやっと企画します。

フルートとチェロ、チェンバロによる演奏会で、会場は地元守谷と、神奈川の藤沢です。

どちらもうっとりするほど美しいチャペルで、素晴らしい会場故、音の、最後の一滴までお愉しみいただくような演奏会にしたく思っております。


プログラムのテーマはモーツァルト前後の時代をオーセンティックな演奏スタイルでお届けする予定です。

オーセンティックという訳は、モーツァルトが登場する時代には楽器にも様々な革命が起こったのですが、そこを敢えてバロック時代に馴染まれた楽器を使って演奏するというものです。つまりはチェンバロでもフォルテピアノでも可能と書かれている譜面はチェンバロで、フラウト・トラヴェルソよりもキィフルートで吹いたほうが1000倍優しいと思われる譜面をフラウト・トラヴェルソでやります。

クラシックをクラシカルにお愉しみ頂くクリスマスコンサートです。


守谷公演は12月19日(日)、藤沢公演は近日中に日程が決まります。

まだ正式にお知らせが出ていませんが、どちらも限定50席ですので、すでにご興味がありご予約希望の方はブログをお読みいただいた方限定で先行受付させていただきます。お電話でもメールでもご連絡いただけますと幸いです。



本当に素敵なチャペルでの演奏会ですので、普通の響きが良いなあというホールで聴く演奏会とは全く味わいが違うと思います。

今月末頃には演奏会へのお誘いビデオを配信致しますので、そちらもぜひご拝聴いただけますと幸いです♫



伝わりますでしょうか、この素晴らしさ、、、!イタリアでつくられたステンドグラスに、背後には同じくイタリア製の素晴らしいパイプオルガンもございます。皆様必見です!





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