皆様こんにちは。
全く天気に振り回されてしまいそうな今年の夏休み。いかがお過ごしでしょうか。
最近お教室では学生の生徒さんも多く加わっていらっしゃるように感じますが、
生徒さんのリクエストも伺いながら、音楽が皆様お一人お一人にとってどのような
存在なのかを考えてみました。
そもそも音楽を定義付けるとするならば、音楽は神様への贈り物です。
感謝、祈り、、、そのようなものを伝える為に、作曲家は最高の作品を描き、
演奏家は最高の音色で奏でていたんだろうと思います。
私は手土産を持っていくのに、いつも自分がこれぞと思うものを持っていくのですが、
音楽を奏でる際にも、自分が奏でることが出来る最高の音色を求め演奏するわけです。
音楽を演奏する身として一番大切にしなければならない意志だと思っています。
それではなぜ人間はそのように考え行動するのでしょう?
音楽と神様の関係から引用すると、神様は、人間では想像もつかないほどの、
それぞれの人間にとって最高の道へ導いてくださるわけです。
音楽、人間、神様の繋がりがどれだけ深いものなのか、考えさせられます。
前置きが長くなりましたが、音楽がそのような存在であることもあり、
現代に生きるわたしたちにとっても、良い音楽、美しい音色というものは、
いつも良い効果を与えてくれているのではないでしょうか。
聴者として音楽を聴いたとき、音色と作品に心打たれて癒されたという経験がある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
演者として音楽を奏でるとき、つまりそれはお教室の生徒さんたちもその一人であるわけですが、
楽器は初めから良い音色を出せるわけではありません。
切磋琢磨し、その結果、自分では想像できなかったほどの美しい音色を手に入れて、
音楽を奏でることができます。
具体的な内容は人それぞれなので省略しますが、切磋琢磨する過程こそとても重要であり、
その過程が人々の人生を豊かにし、掴んだ結果は想像もできなかったほどの最高の新しい世界をわたしたちに見せてくれるのです。
このようなことが実は音楽修辞学にも込められていて、レッスンでも音楽の核心に迫りながら、その奥深さを考える日々です。
マスクによって人の表情が掴みにくいここ数年ですが、
今こそ、表面的なことではない音楽の内面・奥深さを追求し、人生を豊かにしませんか。
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