皆様こんにちは。
今年もあっという間に前半が終わってしまいました。
実は今年度からインターナショナルスクールで音楽を教えることもはじめており、5歳から17歳まで、多様な国籍の生徒たちに感化されながら新鮮な気持ちで授業に臨んでいます。
昨日今学期分の成績付けが終わり、やっと一息ついてブログを書き始めました。
日本の学校とは違うところがたくさんあり、苦戦しつつも、ようやく少し慣れてきたのかなあと思います。
成績をつけるといっても、グレードだけではなく一人一人コメントを書かなくてはならず、先週の小テストの結果も含めて、今週は全学年分のコメントを書いていました。
刺激をうけることは本当に大切と思う機会をいただいて、ご紹介いただいた方には心から感謝しています。
忘れるのではないかと心配していた英語も改めて学び直しています。
こうした刺激は音楽作りや生活にとってもすごくポジティヴな影響をもたらします。
刺激を受ける感覚が麻痺してしまうということはある意味現状に満足してしまい、錆びていってしまうような気になります。
楽器の練習に関しても、これでいいやと思っては何も成長することはできません。
私自身未だに新しく気づくことは沢山あり、それを見つけては、よし、自分のものにしていこうと更に練習。ときにはなかなか感覚が難しい日が一週間や二週間続く日もありますが、いつかは抜け出せると信じて練習していくと、必ず抜け出せます。
そうして常に自分を更新していくことで、生徒さんにも常に新鮮なレッスンをお届けすることにつながるのではと思っています。
そうでもなければ、レッスンは毎回同じことを伝えるだけのつまらないものになってしまうでしょう。
教える側も日々鍛錬です。
昨日のレッスンでは映画音楽もやってみたいという生徒さんのリクエストにお応えして、映画音楽に挑戦いただきました。
フルートという楽器故、アレンジ楽譜が沢山あります。
生徒さんのなかにはエチュードやクラシック曲と並行しながら、常に映画音楽のアレンジ作品に取り組まれている生徒さんもいらっしゃいます。
古楽を専門にしているからといって、古楽作品ばかりをレッスンで取り上げている訳ではありません。
生徒さんの目標は人それぞれで、お一人お一人から正直に目標を伝えていただけるような関係であることも、お教室としてとても大切だと思っています。
本当はポップスや映画音楽を楽しみたいけどそれは自分で勝手にやって、となってしまっては、何のためにレッスンに通っているのかと。
例えば大切な人の為に大切な人の大好きなあの曲を演奏したいんですと言われたら、それはぜひ一緒に練習していきましょう!!となるのが当たり前ではないでしょうか。
晴れない毎日が続きますが、そのようななかでも新たな発見、気づきをなにか一つでも見つけられたら1日を少しでも明るくできる気がしませんか。
来週末のコンサートは最終的にフルート7種(ルネサンス、バロック・クラシカル×3、ロマンティーク×2、モダン)を持ち合わせたものとなりそうです。
バロックフルートでバッハの管組、ロマンティークフルートでカルメンなどなど、
自分にとっても新たな気づきを得られるようなコンサートになりそうです。
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