習得度ではなく個性に合わせた指導について


みなさまこんにちは。新学期がはじまり、なんだか自分たちも忙しく過ごす今月です。

今日は、生徒さんお一人おひとりに合わせた指導について具体的にどうしているのか書きたいと思います。


まずはじめに、ひとりひとりに合わせた指導とはなにかということですが、それはいわゆる楽器の習得度についてではありません。云うならば、生徒さんの個性に合わせた指導、ということになります。


個性といっても、昔からよく知る幼馴染ではないので、フルートの初回のレッスンでは、皆さん同様にアンブシュア(フルートを吹くときの口の作り方)について指導します。

この指導の反応によって、生徒さんの大体の吸収度が分かってしまうのです。

アンブシュアでなくても、姿勢や、ブレスの取り方についても、指導するまえから、その生徒さんがどのような反応をするかが分かってしまうのです。


それは決して楽器にむいてるかどうかではなく、こちら側の指導を生徒さんがどのように受け止めるかの違い、と書けば良いでしょうか。


この違いによって、生徒さんにお伺いする前から、生徒さんがどのようなご職業につかれているかどうか、どのようなご趣味をもたれているかどうかまで、何となくわかってしまうのです。


これだけわかるからこそ、私たちがしなければならないことは、生徒さんひとりひとりに対して、どのように指導したらしっかりと受け止めていただけるか考えることです。


ときには口酸っぱく、ときには時間をかけて、またときには様々な例えを引用して、工夫して指導しています。


職業と書きましたが、例えば研究者の方の場合、とにかく追求されるので1教えたところで次回のレッスンでは10の習得を発揮されます。


バレリーナの方、やはり一芸を極められているからか、集中力が非常に高く、一言・一音に対しての反応の鋭さが違います。


主婦の方、アンブシュア、姿勢、指使い、音の審美眼、音楽について、とてもオールマイティーに築きあげることができます。


これらは結局のところ脳の記憶する力と関係しているのでしょうか。


先日面白いなあと思ったのは、我が家の家族は、音楽を旋律で記憶していたらしいのですが、私は専ら和声で覚えていました。


私の場合は、2つ3つ同時に聴こえるとこれはあの曲だなあと思うわけですが、家族の場合、音が2つ3つ繋がって聴こえると、何の曲か分かるそうです。


専門する楽器の特徴から考えると私の方が旋律しか吹けない楽器なので旋律で記憶できるべきですがそれはできず、家族は旋律も和声も弾けるので和声で記憶できそうですが、そうではない。なんだか面白いと思うのは私だけでしょうか。


脱線しましたが、何に関しても、人様々なわけです。

柔軟な指導を今後も心がけたいと思います!



実はもう昨年末のことではあるのですが、、、小型チェンバロを譲って頂き、お教室に設置しました!










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