皆様こんにちは。
日々新型肺炎感染のニュースが続き不安が募ります。
自分たちは音楽家としてどうすれば良いか考える日々が続き、なかなかブログを更新するまでに至りませんでした。
その結果、音楽家としてではなく一人の人間として、今回はこのような状況を乗り越える為の自分自身への覚書きのような意味で書き綴りたいと思います。
病は気からという言葉があるように、気が滅入ってしまっては体調も崩し兼ねません。
1日15分、太陽の光をしっかり浴びること。
15分浴びるだけで、1日に必要とされるビタミンDがしっかりと生成されるみたいです。
親の笑顔が失われると、小さな子どもたちは世を案ずる親以上に不安を募らせることでしょう。家族の為に笑顔を絶やさないこと。
他者との濃厚接触を避けるため孤立化、孤独化になりがちですが、電話・テレビ電話で離れた家族・友人との交流を大切にすること。
留学時代の師匠が教えて下さったことの一つに、アンサンブル時のブレスの方法で大事なことがあります。
飛行機の非常時アナウンスの際、酸素マスクを子供や周りの人に付けるよりもまず先に自分にマスクを装着しましょうと流れます。自分の安全を先に守らなければ他人を助けられなくなるからです。
師匠が仰ったのは、アンサンブル仲間へブレスの合図をおくらなけらばならない際、飛行機のアナウンスと同じように先ずは自分がしっかりとブレスを取り、それから仲間へ伝えることでした。
仲間を思って合図を出したとしても自分の息が足りなければ吹けなくなってしまうからです。
急に師匠の教えを思いだしましたが、今の事態もこのブレスの教えと同じ事が言えるのではと思いました。
私自身、なかなか考えがまとまらなかったのは不安ばかりが先回りし自分自身に酸素マスクが装着されていなかったのだと思います。
まずは自分で自分をしっかりと守ること。
現在の状況がいつまで続くのかも全く分かりませんが、歴史的に病が大流行しても音楽が途絶えることがなかったように、今も様々なかたちで音楽を皆様と繋ぐことが出来たらと考えています。
来たる3月23日(月)15時半より、講師二人がーVIVAーたいけん美じゅつ場ラジオにお招き頂き、フェイスブックページからライブ配信が行われます。
(こちらは担当者の方の体調不良のため延期となりました。)
今だからこそ考えるべき今後の展望、古楽器の紹介、私たちの音楽教室の紹介などをさせて頂く予定です。デモ演奏も少しあります。
アーカイブが残りあとからご視聴頂くことも可能とのことです。
皆さま是非ご覧ください。
そして引き続きくれぐれもご自愛くださいませ。
Comments