頑張れ受験生!応援する側の心得。

皆様こんにちは。秋空が美しいと思っていたのも束の間、既に冬の空気が身に染みる季節となってしまいましたね。 2019年も残すところ一ヶ月と少しです。今回はお教室が応援している学生さんたちが音高、音大受験を控えていることに伴い、音楽科受験に向けての心得について考えてみようと思います。

まず、普通科と音楽科の受験の違いについてです。 私自身、高校は普通科、大学は音楽科を受験しましたが、大きな違いはもちろん受験科目となります。普通科では英国数理社などの必須科目が学校毎に異なりますが、何れも過去問があり、模試もあり、自分が今どの立ち位置にいるのかが分かるかと思います。そして合格基準点より自分の点数が明らかに低かったりすると、ああやばい、と自分に更なる鞭を打たなければなりませんでしたね。 一方音楽科の場合、普通科の過去問の代わりに課題曲を知る事が出来ますが、合格基準点を知ることは出来ません。コンクールや夏季講習などに行った場合は、一つ上のあの子があの大学に受かった、あの子ぐらいのレベルがあればあの大学に入れるかもしれない、というようなことは分かるかもしれませんが、普通科と比べると、自分の立ち位置が分かり難いかもしれません。

しかしこれは普通科も然りで、私は塾など一切行かず学校のみの独学でしたので、受験に関する様々な情報を全て自分で得ないといけませんでした。そうもしなければ自分の立ち位置が分からず、どのくらいのレベルの学校まで挑戦出来るかも、何も分からないからです。 そして実は、音楽科受験でも同じ事が言えます。自分の立ち位置が分かり難ければ、自分で立ち位置を把握出来るように努力しなければなりません。 その方法は先述したように、コンクールなどで先輩の情報を得る事、そして師に学び講評を頂く事です。

しかしここで音楽科受験を控える若い方にとっては更に難しい?問題があります。当たり前の話ではありますが、師匠につく際決して褒めて貰うためにレッスンへ行くとは思わない事です。受験を控えている生徒に対して、師匠は酷評することだってあるでしょう。でも考えてみて下さい。師匠は講評するのが仕事ですから、受験生が合格基準点に達していないとみなせばその子のためにコメントしてあげなくてはいけません。 そして大切なことは、その酷評に対し決してめげない事です。 普通科の試験で✖️が沢山あった時に、めげてるだけでは次に繋がりませんね?次こそは満点を取らなければと更に勉強しなければなりません。 音楽科でも同じです。師匠から酷評を受けた際に、めげてるだけでは何も始まりません。次こそは師匠をぎゃふんと言わせてやると思って練習しなくてはいけません。 もっと話を続けると、音楽科受験は音楽業界の入口でもあると思います。 音楽業界は決して華やかではありません。酷いことばかり起きます(笑)でも、幸せな事も沢山起きます。音楽科受験は、これから音楽業界で生きていく為のけじめをつける場所でもあるのかもしれません。 そして応援する側は、これをしっかりと理解して、支えてあげる事です。

とーっても話が長くなりましたが、これは決して私たちのお教室にクレームが来たからではなく、また私の師匠に対してのクレームでもありませんので、師匠、どうかご承知置きを。

何処かで直向きに頑張る受験生とそのご両親のお力添えになれますように。



今回のお写真は、先週末栃木県足利市にありますココファーム・ワイナリーで行われた収穫祭イベントに参加した時の様子です。


ポールを支えてくださっているのはかの有名なヴァイオリニスト、古澤巌さん、、、。


お天気にも恵まれ、二日間で15000人以上のお客様!

このように、お客様が葡萄畑に座られてワインとお食事、そして演奏を楽しむのです。


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